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「幽霊刑事」と、「ひとがた流し」読了。

2009/07/14
昨日の「宿題くん」がまだ見返せないので、下書きしてた本の話をUP。


この前読んだ、有栖川有栖氏の「幽霊刑事」が、とても面白かったのでした♪
あんなに面白いなら、もっと早く読んでおけば良かったー。

殺された刑事が幽霊となって戻って来、成仏するためには自分を殺した犯人を捕まえて事件を解決する必要があり、犯人の顔をしっかり見て誰かも知っているのに、幽霊であるが故に物に全く触れず、声も聞いてもらえず、自分ではどうしようもないという・・・。
その辺の、幽霊であるメリットとデメリットが混在してるのが、当たり前とは言え面白くて、ついププッと噴き出してしまう場面が何箇所も。

そんな中、唯一、霊媒体質の部下だけに彼が見え、声が聞こえるというのが救い。
で、この二人のやり取りがまた楽しい。
最初恐がって、迷惑がっていた様子も面白いし、その状態を受け入れてからの彼の献身的な活躍ぶりが清々しくて、心が温まったのでした。
ラストは当然の展開とは言え・・・やっぱり泣けた~。

伏線の張り方とその回収の仕方も巧みだし、展開もスムーズで、あっと言う間に読んでしまいましたさ。

実は・・・
その前に一冊、古典とも言える有名な作品を「今頃だけど、やっぱり読んどかなきゃなー」と思って読んだんですけど、文章があまりにも私好みではなくて、かつてないくらい睡魔と闘いながら読んだんですよね。
なので、読み終わるまで、これもかつてないくらい時間がかかって。
発行された頃に読んでたら、もの凄い衝撃だっただろうな!というのは分かる。

どんなに時代を経ても色あせないものもあるけれど、読むべき時に読まれなければならない作品というものも確実に存在するのだ、とつくづく実感した次第。



もうひとつ。
北村薫氏の「ひとがた流し」も読了。

こっちはストーリーそのものよりも、北村さんの文章を味わいたい、みたいな所があるのですが。
章ごとに視点が変わっているのが興味深い。
登場人物の“さきちゃん”が、あの“さきちゃん”だと、途中までずっと気づかなかったワタシは、鈍いダメダメな読者です。

悲しい話だったけど・・・・だけど、救いというか、余韻のある話でした。
人はこうして生き、繋がっていくのだなと。
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11:47 読んだ本 | コメント(2)
コメント
ボカしているのに聞く私(笑)
気になりますね~何の本でしょうか?>古典とも言える有名な作品
私も同じような経験があります。ちなみに、小栗虫太郎「黒死館殺人事件」。
一応全部読んだけど、その直後ですら犯人は愚か、被害者ですら覚えてない始末です。あはは。
これと並んで三大奇書と言われる、夢野久作「ドクラ・マグラ」と中井英夫「虚無への供物」は好きなんですけれどねぇ。
あー、やっぱり聞きますか(笑)

そりゃそうですよね、ぼかせばぼかしたで気になりますよね。
よくよく考えたら、全然古典では無い(「虚無への供物」などと比べれば、むしろ相当新しい・・・笑)と思った作品でしたけど。
まぁ、私の中では、もっと前に読んでしかるべきだと思ってたので、非常に古いイメージがあったという・・・。

と、前置きが長くなりましたが、読んだのは「占星術殺人事件」ですよん。
冒頭のアゾートに関する部分は頭おかしくなりそうでしたし(開いて1ページくらい読んだだけで、その度に猛烈な睡魔が!)、やっとそれが終わったと思ったのに、御手洗と友人の台詞が似たような口調で「今、どっちが喋ってんの?」と混乱することも多く、大変でした。
図書館で借りてきましたが、あまりにも終わらないので、恥ずかしかったけど3回くらい貸し出し期間延長してもらいましたよー(笑)

35さんが挙げた3冊も、読んでみたいとずっと思ってはいますけど、なかなか・・・。
もっと学生時代に読んでおけば良かったっす。

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