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白夜行、映像化◎

2006/01/13
昨日からスタートしたTBSの「白夜行」、素晴らしかったです。
“さすがドラマのTBS”と思えるような、とっても丁寧な作りで、2時間スペシャルでスタートしただけの事があったと思います。

未読の人はもちろん、原作を読んでた人にも、十分受け入れられる作品になってるんじゃないでしょーか。
私は、番宣が始まる直前に小説を読み終わったので、原作の印象もまだ強く残ってるんですが、この映像化はをあげたいですもん。

小説と一番違うのは、亮司と雪穂の感情が描かれてること

本では、彼らの行動は描写されてますが、内部の感情に関しては一切書かれてません。
あくまでも被害者の息子・容疑者の娘として描かれ、事件の時点でも一切面識がなく、その後も全く別々の道を歩いている(ように見える)彼ら。
事件後のそれぞれの19年間が描かれていく過程で、その周りで起こる幾つかの事件・犯罪。
読み進むうちに、『もしかしたら、二人は繋がってるんじゃないか? この事件は彼らが仕組んだ事ではないのか?』とじわじわと感じ、読み手は彼らの感情の奥にある“黒”に気がつき恐ろしくなります。
そして、その“黒”は、彼らが子供時代に背負ってしまった“闇”である事に気がつくと、それは恐ろしさから悲しみ・哀れみへと変わります。

そして最後に、ドラマ冒頭のクリスマスのシーンに至るんですよね。

だから、小説の亮司と雪穂は、一切言葉を交わしてません。
読み手は、彼らの間で交わされたであろう言葉を想像するしかなく・・・

その私たちの想像に委ねられた言葉を、ドラマでは見事に表現してくれたんではないかと思ってます。

特に惹かれたのは、「どぶに咲く花を探してる」と言った雪穂に、「泥に咲く花ならあるんだよ」と言って、紙で作った蓮の花を川に浮かべてくれていたシーン。
『あぁ、亮司は雪穂を喜ばせたかっただけなんだよね』と、思ったら泣けた。
彼によって、既に心を亡くしていた雪穂に一筋の光が射したんだと思ったら、また泣けました。
本当に切なくて、美しかった。

まぁ、幾つか小説と異なる点もありますけど。
例えば、武田鉄八さん演じる笹垣刑事が、ちょっと勘が良すぎとか(笑) あの時点ではまだ、彼らが犯人だなんて思いもしてないし。

彼らの感情や結びつきが、『純愛』として、若干美化され過ぎてる気もするし。
小説では、もっと黒さが伝わってくるもの。

でも、その辺に目をつぶってもいいかなと思うだけの力が、このドラマにはあるんじゃないかな。
と言うことで・・・来週からは、成長した亮司と雪穂のストーリー。
あ~、来週が楽しみ
今のこの感情を裏切らない、素晴らしい展開を期待するわ。
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10:25 テレビいろいろ | コメント(0) | トラックバック(1)
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白夜行第一回が始まりました。小説版での最後のシーンが最初に来てましたね小説版では亮司と雪穂が一言も話したことがなく、その最後のシーン以外、亮司と雪穂の二人が話すこと以前に、一緒にいることも目が合うこともなく、別々に話が進んでいって、だんだん....

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